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常駐管理人の居るマンションのコスパとデメリット

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一般的な分譲マンションでの「管理人」は、管理組合や不動産会社などが管理会社に業務を委託するケースが多いです。管理人の業務は、階段やエントランスなど共用部分の清掃、エレベーターや消防設備の点検、住民の苦情への対応など様々です。

管理人の雇用形態は、毎日9時〜17時の間だけマンションに来て業務を行う、ゴミの日など特定の日時だけ勤務するなどがありますが、24時間マンションに住み込みする常駐管理人が居る物件もあります。タワーマンションなど高級な物件なら、常駐管理人が居るのが基本ですが、5千万円以下の物件だと有無はまちまちです。

この常駐管理人が居るマンションには確かにメリットもありますが、実は色々とデメリットも多いので、お勧めできる制度なのか?口コミ情報とコスパの良さを検証してみます。

マンションに常駐管理人が居る場合、掃除の頻度が上がるのでマンションが綺麗に保たれやすい事で評判が高いです。他にも、廊下の電球が切れた場合にもすぐ交換してくれたり、夜中に帰宅して部屋の鍵を失くしていた場合でも迅速に対応してもらえるなど、管理人が常駐しているからこそのメリットは他にも多いです。

中でも常駐管理人が居る最大のメリットが、防犯効果が高い事です。エントランスがオートロック形式のマンションなら「管理人不在でも大丈夫」と思われがちですが、オートロックは他の人の出入りに着いていけば簡単に進入可能なので、実は防犯効果はさほど高くないのです。

しかしエントランスに常駐管理人がいれば、すぐに不審者は発見出来ますから、オートロックよりも防犯効果は高いです。空き巣やストーカーは人に見られる事を警戒するため、防犯カメラや常駐管理人の存在が大きな抑止力となるのです。特に一人暮らしの女性の場合からは、常駐管理人のいるマンションは「安心感が大きい」と評判が高いです。

一方で、常駐管理人が居るマンションにはデメリットもあり、その代表格が月々の管理費が上がることです。管理人が常駐している訳ですから、その人件費を住民が負担する(マンション管理費に上乗せする)必要があります。負担を住民の頭数で割る訳なので、100戸程度の中規模マンションなら、月5千円以上は負担が増えるのが一般的で、コスパを考えると実に微妙です。

他のデメリットとしては、常駐管理人が偉そうな態度だったり、マナーに厳しい人物だと、むしろ存在がわずらわしいと感じるケースもある事です。挨拶がなかったとか、ゴミの分別が不十分だとか、住民の行動に色々と注意を付ける管理人だと、鬱陶しいと感じる人も少なくないでしょう。確かに挨拶やゴミの分別は当然のマナーですが「管理人が杓子定規すぎて息苦しい」という住民の口コミは意外に多いです。

管理人が居ても住民トラブルが解決するとは限らない

また、常駐管理人は住民トラブル・苦情の窓口にもなっていますが、相談しても問題が解決出来る可能性は高くないことにも注意が必要です。管理人は警察のように問題をさばく権限などないので、あくまでも仲裁役に過ぎず、結局は住民同士が話し合って解決するしかないのです。

例えば、マンションで最も多いのが騒音トラブルですが、管理人に苦情を訴えても多少は注意はしてくれるでしょうが、相手が聞かなければそれ以上は対処できず、最後は警察に通報するしかないのが現実です。管理組合では役に立たないから・・・と住民トラブルの問題解決を期待する人からは、常駐管理人は「期待外れだ」という嘆きの口コミが多いです。この観点からは、管理人が居るマンションのコスパは悪いと言えます。

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そして常駐管理人の最大の注意点は、常駐しているからといって24時間体制にはなっていないケースもある事です。常駐管理人は管理会社から派遣されて業務に当たっているので、サラリーマンと同じように勤務時間は平日の9時〜5時などと決まっています。そのため、夜中に住民のトラブルに対応するのは、時間外と言うことで対処できないこともあるのです。

住民からすると、常駐している管理人は何時でも仕事をしてくれるかのように錯覚しがちですが、実際は管理人も単なる労働者の一人に過ぎないのです。特にマンションの騒音トラブルは、夜中こそが問題の時間なので、管理人が昼間だけ常駐していても意味が無いのです。つまり、常駐管理人の契約形態によっては、ほとんど役に立たず、お勧めと言えない事もあるのです。

常駐管理人の居るマンションのコスパとデメリットまとめ
・常駐管理人はオートロックよりも防犯効果が高いと評判
・マンションの管理費が上がる事はデメリット
・住民同士のトラブルや苦情を解決できる可能性は低い
・常駐でも実は24時間体制ではない事もあり、コスパは悪い

このように、常駐管理人が居るマンションには相応のデメリットもあり、万能ではありません。特に住民同士のトラブルに関しては、想像以上に無力なので、お勧めか?と問われても「はい」とは言いづらいのが現実です。管理人の居るマンションを選ぶかどうかは、上記のデメリットもふまえて、コスパに見合うと思うか十分に検討すべきです。

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