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静かな環境の家を探す裏技〜避けるべき6つのうるさい場所

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住宅を購入する人は無論、賃貸でマンションやアパートを借りる人も、誰もが静かな物件に住みたいと考えるでしょう。環境省が定める「騒音の環境基準」では、一般的な住宅地の騒音基準は昼間55デシベル以下、夜間45デシベル以下となっています。この基準値以上の音が響く地域は、一般的に「うるさい場所」だと言えます。

また人間の感覚で言うと、60デシベル以上を「非常にうるさい」と感じ、70デシベル以上は「うるさくて我慢出来ない」レベルです。以下の表は、騒音の大きな場所とその平均的な値です。

うるさい場所とその騒音の平均値
場所 騒音値
飛行場(エンジン横) 120デシベル
線路沿い 70
線路(ガード下) 100
パトカーなどのサイレン 90〜120
学校のチャイム 60
幼稚園や保育園の子供の声 70
野球やサッカーのスタジアム 70〜90

この表を元に、うるさい場所を避けていけば、自ずと静かな環境の住宅に絞られていきます。以下では、静かな環境の家を探すうえで避けるべき6つの場所を挙げてみます。

空港の周辺

飛行場の騒音は120デシベルで、空港周辺はやはり飛び抜けてうるさいです。120デシベルというのは飛行機のエンジンのそばで、周辺住宅ではここまで大きな騒音にはなりませんが、それでも相当うるさいのは間違いないです。成田空港や伊丹空港など、未だに住民が国を相手に争っている地域すらあるのですから、住環境としては最悪といえます。

ただし、空港に関しては「航空機騒音防止法」という法律が定められており、周辺住民には防音サッシやエアコンなどを設置する補助金が支給されます。そのため飛行場周辺地域でも、家を二重窓にする事で騒音を軽減できます。また基本的に夜間は静かになるので、最初はうるさくても「住み続けて慣れればあまり気にしなくなる」という口コミも聞かれます。

電車の線路沿い(特にJRの基幹線)

電車の騒音は約70デシベル前後です。環境省では、新幹線の線路周辺は70デシベル以下になるように基準を設けているので、一般的な電車の騒音値は概ねこの程度です。

ただし都会では、電車は朝5時頃〜夜12時頃まで運行されるので、線路沿いが静かになるのは深夜の5時間程度しかありません。都心の駅直結型や駅近のマンションは、立地は便利ですが音がうるさい事は割り切る必要があります。

空港は一部の24時間空港(羽田や新千歳など)を除けば、夜10時頃から朝7時頃まで9時間位は離発着は無いです。よって電車の沿線の住宅地は、空港周辺よりも騒音に悩まされる時間が長い事に、注意が必要です。

さらに見逃されがちな落とし穴として、JRの基幹路線(東海道線・東北本線など)だと、貨物列車が深夜に通る路線もあることです。深夜は静かなので、列車の通過音が昼間以上に大きく感じやすく「夜中の貨物列車こそが最悪だ!」という嘆きの口コミも多いので要注意です。

もう一つ加えると、平面を走る路線より、高架化された路線の方が、より遠方まで騒音が響きやすいです。特に周りが静かになる夜間や早朝には、音の大きさが際だちます。

警察・消防署・病院の側

パトカー、消防車、救急車などのサイレンは、90〜120デシベルになるように定められています。飛行場や電車は、発生する騒音を出来る限り抑えるような対策がとられていますが、パトカーや救急車のサイレンは周辺の車に注意を促すために発しているので、静かな環境を求める住民とは完全に対立する存在です。

しかも、警察署や消防署、病院は24時間365日稼動しているので、深夜や休日でも関係なしにサイレン音が発生します。しかも何の予告もなく、突然騒音が出るので厄介です。ゆえに、静かな家に住みたいならば、警察署、消防署、病院などの周辺地域は絶対に避けたい場所です。

学校や幼稚園の側

学校、幼稚園、保育園などの周辺も騒音が大きいです。学校のチャイムはおよそ60デシベル、子供達が運動場で騒ぐ音は70デシベル程度になります。

近年では保育園の新設を巡って、近隣住民が建設反対の声を上げ、計画が延期や中止になるという問題が相次いでいます。それだけ子供達の声をうるさく感じる人は多い訳です。とはいえ、うるさいのは日中かつ平日限定なので、学校周辺でも騒音を問題と感じない人も居ます。電車やパトカーとは異なり、個人差が大きい施設です。

野球やサッカーのスタジアムの近隣

野球やサッカーなどのスタジアム周辺にも注意が必要です。場内アナウンスや観客の応援歌などで、周辺地域の騒音値は70〜80デシベルにもなります。特に甲子園球場では、名物であるジェット風船が飛ばされる7回には90デシベル程度にまで音が大きくなるという事です。

また、スタジアムには一度に何万人もの観客が詰め掛けるので、試合時間の前後も周辺は人が多くてうるさいという問題もあります。阪神ファンや浦和レッズサポーターは、ガラが悪い輩が多いという口コミが支配的なので、特に注意です。

ゴルフ練習場(打ちっ放し)の側

同じスポーツ施設としては、ゴルフ練習場(打ちっぱなし)も意外に騒音が大きいです。ドライバーでボールを打つ音は高音でうるさいですが、それ以上に悩ましいのが、強風時の防球ネットが揺れる風切り音で、実はこれが想像以上に大きな騒音です。当然ながら、ネットが揺れる音は閉店後も24時間ずっと続くので、この手の音に神経質な人は絶対に避けたい場所です。

なお、野球のバッティングセンターにも同様のネットが設置されますが、ゴルフ練習場よりもサイズが格段に小さいので、あまり問題になりません。

その他(繁華街や工場周辺など)

この他にも、商店街やコンビニの近くなどは人が集まるので騒音が大きい、居酒屋周辺は夜中に酔っぱらいが騒ぐ、工場周辺は機械音が鳴り響いてうるさいなど、注意すべき場所は色々とあります。物件の内覧に行く場合は、曜日や時間帯を変えて周辺を歩く事が、問題点に気付きやすくなる裏技としてお勧めです。

静かな環境の家を探す裏技〜避けるべき場所まとめ
・飛行場や電車の線路沿いなど、公共交通機関の周辺はうるさい
・警察署、消防署、病院の周辺は突然サイレンが鳴り響く!
・学校や保育園はチャイムや子供の声がうるさい

ちなみに、防音対策として窓ガラスを二重窓にする裏技が、最も強力です。一般的な住宅の場合、壁の厚さは15cm前後なので、ある程度の防音効果がありますが、窓ガラスの厚さは概ね5mmしかないので、それだけ外の音が室内まで響きやすいのです。

これを解消するのが二重窓で、外に面した窓の内側に、もう一枚窓を設置して二重にするという構造です。窓と窓の間に空気の層ができるため、内側まで音が届きにくくなる仕組みです。ガラスの性能次第ですが、二重窓にする事で騒音を40デシベル以上カットできる事もあります。

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