裏技ドットコム

エアコンの寿命の目安と修理費がボッタクリな理由

HOME > 日常生活 > エアコンの寿命の目安

猛暑や厳冬が増えている現代、家庭用エアコンは生活必需品として欠かせないものだと言えます。しかしエアコンは、コンプレッサーやファンなど可動する部品が多く、テレビなど他の家電に比べて「物理的に壊れやすい」という問題を抱えています。

「寿命図鑑(いろは出版)」によると、家庭用エアコンの平均寿命は約10年とされており、冷蔵庫や洗濯機と似たレベルです。ただし「2週間に1回のフィルター掃除」など、頻繁なメンテナンスを行う事が条件とされているので、通常の家庭ではこの通りには行かないでしょう。

特に室外機は、設置場所によっては直射日光や風雨に晒され続けるので、環境によってはもっと寿命が短く、2〜3年でガタが来るケースも多いです。

★エアコンの寿命の平均=一般的には約10年
(メンテを怠ったり、室外機の設置場所が悪ければもっと短い)

またエアコンの修理料金に関しては、基本的にどのメーカーでも「超絶ボッタクリ価格」が設定されています(理由は後述)。エアコンの各種不具合に対する修理費用の目安は、概ね以下の通りです。

エアコンの各パーツの修理費の目安
・出張検査(基本料金);5千円程度
・リモコン不具合;5千〜2万円
・冷媒ガスの補充;約2万円
・冷媒ガス漏れ修理;5万円前後
・室外機(ファン);2〜3万円
・室外機(コンプレッサー);5〜10万円

しかも、何が原因で不具合が出ているのかは、家まで出張に来てもらって検査するしかないのです。例えば「冷房を入れたのにぬるい風しか出ない」場合、冷媒ガスが漏れているのか、心臓部であるコンプレッサーが壊れたのか、それとも脳に当たるコンピュータ基盤の不具合なのか、様々な原因があります。

ゆえに、業者を呼んで調べてみないと、修理費がいくら掛かるのか、目安すらも分からないのです。そして、検査に呼ぶだけでも裁定5千円程度は取られます(人件費が掛かるので)。

また上記のように、どのパーツでも修理・交換の費用は非常に高く、ネットでは「ボッタクリだ!」という怒りの口コミが圧倒的に多いです。特に冷媒ガス漏れとかコンプレッサーの不具合だと、むしろ新しいエアコンに買い換える方が安く済むケースも多いです。

修理は高コストなので、メーカーはやりたくない・・・

家電メーカーは、製品のパーツを10年程度しか保管していません。これはパナソニックでも三菱電機や日立でも、どこでも基本的に同じです。また、パーツの在庫が無くなれば修理不能、部品は再生産されません(唯一の例外は、火災等に繋がる深刻なリコールのケースのみ)。

実は家電製品の修理は、新製品の原価よりもむしろコストが高くつくので、メーカー側はなるべく修理は受け付けず、新製品に買い換えて欲しいというのが本音です。どの家電メーカーも、1年保証しか付けない理由もそこにあります。

特に外資メーカーなどは、修理を依頼しても新品の製品と丸ごと交換する、という会社も多いです。アップルのiPhoneや、HPのプリンターなどは、修理に出せば新品の製品と全面交換で返ってくる事がほとんどです。

ということで、エアコンの修理費用がボッタクリ価格に設定されている理由は、客に「新品を買う方がコスパが良いじゃん」と思わせ、修理依頼を減らしたいからなのです。実際問題、客側も新型のエアコンに買い換えた方が、高性能で電気代が安くなるので得なケースが大半です。この事はエアコンに限らず、冷蔵庫や洗濯機でも同様です(テレビは例外)。

エアコンの寿命の目安と修理費がボッタクリな理由まとめ
・エアコンの寿命は平均10年だが、室外機の環境によってはもっと短命
・修理費用はボッタクリ価格が設定されている
・家電の修理は、メーカー側は高コストなので避けようとしている

室外機のファンがうるさい・・・程度の不具合は、エアコンにはよくある話です。しかし修理や交換するとなると、相当にコスパが悪い買い物です。何年も使っているとガタが来るものだと割り切って、フィルター掃除だけは行って10年くらいで使い潰すのが賢い方法です。なお、一部では中古のエアコンも販売されていますが、確実に各種パーツの寿命が縮んでいるので、いくら値段が安くても「安物買いの銭失い」になるリスクが高いのでお勧めできません。

※当ページへのリンクはご自由にどうぞ。但し画像・文章の転記や複製は禁止です。引用される際は必ず該当ページへリンクして下さい。
Copyright (C) 2017 https://u-waza.com All Rights Reserved.