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プレゼンが上手になる裏技

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社会人になると、社内外でプレゼンテーションを行う機会が増えますが、苦手だという人がとても多いです。NTTとオールアバウトが行ったアンケート調査によると、ビジネスで高めたいスキルに「プレゼンスキル・表現力」と回答した人は48.2%いました(2008年に会社員1000人を対象)。およそ半数のビジネスマンが自身のプレゼン能力に不安を感じているという事ですから、日本人のプレゼン嫌いはもはや国民病だとも言えます。

ここでは、プレゼンが上達する基本的なテクニックと、演説上手な著名人の事例、そして彼らが意識的に行っている裏技を紹介してみます。

目次(クリックで該当箇所に飛びます)
1.スティーブジョブズのプレゼン術
 ジョブズとビルゲイツの違い
2.プレゼンの基本技術
 結論を先に言う、専門用語を使わない、スペックよりもエモーショナル
3-1.オバマ大統領やジャパネットたかた社長も共通する裏技
3-2.ホリエモンの話し方は反面教師として有効!
4.池上彰や孫正義もプレゼンを猛練習している
 プレゼンは事前練習と「慣れ」で誰でも上達する!
5.まとめ

スティーブジョブズのプレゼン術

プレゼン能力が極めて高い事で知られる有名人は、アップルの創業者スティーブ・ジョブズ氏です。ジョブズのプレゼンは、シンプルで具体的な表現が特徴であり、聞く人の心を掴みやすいと極めて評判が高いです。

一方で、ジョブズ氏のライバル〜マイクロソフトの創業者=ビル・ゲイツ氏は、プレゼンの評判はあまり良くありません。ゲイツのプレゼンは、ジョブズと比べて抽象的な表現が多く、難しい言葉で分かり辛い傾向があるのです。

プレゼンの基本技術〜ジョブズの事例から学ぶ

ジョブズ氏のようにプレゼンが上手になるコツの一つが、まず最初にプレゼンの全体像を示す事です。そして起承転結の順に話すのではなく、先に結論から話す事がとても重要です。例えばジョブズ氏は「本日は革命的な新製品を3つ発表します」といった具合に、最初に何をプレゼンするのかを明確に示していました。これからどんな話をするのか分かっていれば、聞く人は頭の整理がしやすいので、プレゼン内容が伝わりやすくなるのです。

他にプレゼンが上手になる方法としては、その商品やサービスを使う事のメリットを感情に訴えるようにアピールする事もポイントです。「このiPodは8ギガの容量があります」などとスペックをアピールしても、実は聞く人の心にはあまり響きません。それよりも「ポケットに1000曲詰め込んで持ち出そう」と具体的なメリットを挙げる事で、商品の魅力を伝えやすくなります。今風にいうと「エモーショナル」な話し方が有効という訳です。日本企業〜特に家電メーカーは特にスペックばかり重視しがちな傾向があるので、要注意ですね。

またプレゼンでは、余計な事を話さず、極力要点だけを伝えるという事も重要です。プレゼンする側の心理として、商品やサービス内容についてできるだけ詳しく説明したいと思いがちですが、長々と話をされると重要な情報があまり必要でない情報に埋もれてしまう事になります。プレゼンを上手にするには、言いたい事だけを簡潔にまとめて話すのがポイントです。

そして、数字を効果的に活用するとプレゼンは格段に上手になります。単に売れ行き好調とアピールするのではなく「iPhoneはこれまでに400万台売れた」「これは1日平均2万台売れた計算になる」と具体的な数字を挙げる事で伝わりやすくなるのです。

なお、専門用語や難しい言葉の使い方には注意すべきです。例えば「ベネフィット」や「エビデンス」などの経済用語を使われても、意味を理解できない人も多いです(ベネフィット=利益、エビデンス=根拠)。どんな相手にも内容を伝わるように、専門用語は極力使わず簡単な単語で話す事を心掛けるべきです。

最後に、当然ですが重要なポイントを強調して話す事も、プレゼンを上手にするためのコツです。仮に内容自体が優れていても、淡々と説明するだけでは聞く人には伝わりにくいのです。話に適度な間を空けたり、抑揚をつける、あるいはボディランゲージを交えるなどして、言いたい事・重要なポイントを強調する事で、聞く人の注意を引き付けられるのです。その際、パワポなどで写真やグラフなどを用いるのも効果的です。

池上彰や孫正義もプレゼンを猛練習している

上記で話した事を抑えるのもポイントですが、実はプレゼンが上達する最大の裏技は「直前練習」と「場数を踏む事」という実に当たり前の事柄だったりします。

例えばテレビでお馴染みの池上彰氏は、その話し方が非常に分かりやすいと評判なのはご存知の通りです。しかし池上彰氏、実はテレビで話し始めた当初は、しゃべりがとても下手糞だったのです。目が泳いでしどろもどろな上に滑舌も悪く、話のポイントも見えにくい、典型的な学者肌の話口調でした。筆者は当時の池上氏を「こりゃあテレビで話させてはいけない人物だな・・・」と感じていました。ところが日に日にしゃべりが上達し、今や近年テレビの情報バラエティ番組で引っ張りだこの存在にまでのぼり詰めました。

池上彰氏の話し方が上達した理由は、しゃべる内容を紙に起こしてまとめ、それをリハーサルで徹底的に練習してから、テレビの本番に挑むようルーティーン化したことだといいます。また、かつてよりも話のスピードが遅くなりましたが、これは滑舌の悪さを克服するため(視聴者が聞き取りやすいよう)、わざとゆっくり話す癖を徹底させているのです。

当たり前ですが、プレゼンテーションも「慣れ」が必要で、訓練を行えばある程度は上達します。池上彰氏に限らず、オバマもジョブズも孫正義も、重要な演説・プレゼンの直前数日は、その練習だけに専念するほど徹底していることで有名でした。

近年有名になった「TED」も、話し手は各分野の一流の人達ですがプレゼンは素人なので、本番前にスタッフ付き添いで徹底的に練習させられる事で知られています。他人に話を伝える能力というのは、才能による差など、ごくわずかに過ぎません。プレゼンが上手な人というのは皆、本番前に徹底練習する事と、経験値〜場数を踏む事によって、上達してきたのです。

ちなみに池上彰氏、リハーサル通りの説明は上手になりましたが、ゲストとの対話のようなアドリブが必要な場面には滅法弱く、かつての滑舌の悪いしどろもどろな話し方に戻ります。決められた内容を話す事以外は、訓練していないからです。逆にバラエティ番組のお笑い芸人達は、アドリブは日頃から磨いているので上手ですが、アナウンサーのように決められた事を説明するような話し方は苦手です。この事実が、日頃から自分の必要な話し方に特化していると上達できる(ただし逆の話し方は下手なまま)という事を証明しています。

プレゼンが上手になる裏技まとめ
・最初に結論、余計な情報を省いて要点だけを説明する
・具体的な数字は盛り込むが、専門用語は極力使わない
・究極的には「慣れ」と「事前練習」が全て!

欧米人〜特にアメリカ人がプレゼン上手な理由は、子供の時から意見を述べたり議論したり等を学校で行わさせられるからです。残念ながら日本の教育は座学ばかりで、他人に説明したりPRする訓練を受けた経験がない人がほとんどです。ある意味ハンディを背負ってる訳ですが、逆に言うと「慣れ」が足りないだけで、経験を積むと共に徹底した事前練習を行っていれば、少々滑舌が悪くても池上彰程度にはプレゼンできるようになれます!

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