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食いっぱぐれない資格の一覧【安泰度・年収など】

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近年は日本の景気も回復傾向だと報じられますが、サラリーマンの平均年収は約400万円と低水準が続いていますし、終身雇用なんて言葉は完全に死語となりました。当サイトでは一生安泰な・食いっぱぐれない職業を紹介し、大きな反響を得ていますが、別の発想として資格が必要な職業を目指す〜という方法も有効です。

しかし中には、国家資格なのに就職で役に立たないものや、供給過多やロボット・人口知能等の発展で将来性が危惧されるものも多いので、注意が必要です。以下は、業務上不可欠だったり、内容が直結するという資格について、食いっぱぐれない度合い(安泰度)や取得の難易度や平均年収を一覧表にしたものです。

食いっぱぐれない資格一覧
資格 安泰度 難易度 平均年収 備考
医師 ★★★ 1500万円 開業医は2500万円以上も
看護師 500万円 安泰だが労働は過酷
薬剤師 ○〜△ ★★ 600万円 今は天国だが将来性は微妙・・・
歯科医師 × ★★ 300〜800万円 医療系で最も厳しい
美容師 × 300万円 ブラック労働の温床
弁護士 ★★★ 300〜2000万円 年収の格差が大きい
税理士 △〜× ★★☆ 300〜1000万円 IT化で駆逐されつつある
行政書士 × ★☆ 300〜500万円 サムライ業最弱。将来性も無い・・・
自動車整備士 400万円 需要は永久に無くならない
電気工事士 ★★ 500万円 需要は永久に無くならない
第2種運転免許
(タクシー運転手)
300万円 薄給だが取得しやすく、就職も安泰
自動運転化は当面影響しない
大型免許
(トラック運転手)
500万円 ブラック企業も多いが仕事は不滅
宅地建物取引士 ★☆ 400万円 現在は有効だが、将来性は微妙・・・
日商簿記検定 ◎〜× ★☆ 500万円 短期的には安泰だが、長期的には×

医師免許(安泰度◎、待遇◎、仕事は過酷!)

世の中で最も食いっぱぐれない職業の一つが医師です。日本の医療業界では慢性的な医師不足が社会問題になっていますし、また高齢化社会に伴って医師の需要は今後更に高まっていくので、絶対に食いっぱぐれる事は無い職業です。

医師の収入は診療科などによって幅がありますが、平均年収は1500万円にもなります。ただし、医師免許の取得(大学の医学部を卒業する)には、最低でも偏差値60以上の学力や高額な学費が必要なので、誰でも目指せる資格ではありません。また、昼夜を問わずに勤務に当たるのであまり休めない、人の命を預かるので責任感が重いなど、楽な仕事とは対極な存在です。

看護師免許(安泰度◎、待遇○、仕事は過酷!)

医療系では、医師と並んで「看護師」も絶対に食いっぱぐれない職業です。看護師も慢性的な人手不足が続いていおり、労働市場では常に引っ張りだこで、結婚〜出産等で一時的に退職しても、いつでもすぐ再就職先は見つかります。

そのうえ、看護師免許は医師免許のようなハードルの高さは無く、また経験を積めば女性としてはかなりの高年収が望めるので、人気の高い職業です。反面、労働環境は極めて過酷で、夜勤や残業で心身を壊す人も少なくないのがデメリットです。

薬剤師免許(安泰度○〜△、待遇○、仕事は楽)

また「薬剤師」も医療系で食いっぱぐれない職業の代表格です。医師や看護師は勤務時間が不規則になりがちですが、薬剤師は長時間勤務や残業は少なく、医療系では圧倒的にホワイトな職場だという口コミが多いです。そして薬剤師もまた、退職してもすぐに復帰しやすい職業で、短時間のアルバイトでも時給2千円以上が当たり前です。

とはいえ、薬剤師のバイトは2015年頃までは時給3〜4千円もざらにあったので、近年は相場が下落しています。資格の門戸を広げたので、薬剤師の供給量が増えたことが原因です。また今後は、薬のネット販売も規制緩和で広がる可能性が高いので、将来性にはやや不安が残る資格です。

歯科医師免許(安泰度×、待遇×、仕事は楽)

一方で、医療系の職業でも歯科医師の状況は厳しいです。日本のコンビニの数は約5万5千件ですが、歯科医院はそれを上回る6万8千件もあります。歯医者の数は明らかな供給過多であり、年収300万円クラスの歯科医師もざらにいるのが現状です。

また、一般の医師免許は基本的に診療科で共通なので、例えば内科医が眼科医や産婦人科医として転職する事も可能です。しかし歯科医師は専用の免許で、他の診療科に移るという潰しが利かないのもデメリットです。一般の医師に比べれば仕事は楽ですが、現状では目指す価値の無い資格だと言えます。

美容師資格(安泰度×、待遇×、仕事は過酷!)

供給過多の資格としては、他に美容師も挙げられます。美容師の資格は、勉強が全く出来ない中卒や高卒のヤンキーでも取れるので、国家資格としては最も難易度の低い存在です。ゆえに供給過多となりやすく、全国の美容院の数は23万件以上と、歯科医院のおよそ3倍です。1990年代後半にカリスマ美容師が一大ブームとなり、一攫千金を夢見て美容業界に来る少年少女が激増し、経営ノウハウなど皆無なのに美容院の開業ラッシュが起きたのです。

これだけ美容院の数が多いと、当然競争は激しく、儲けられる美容師はごくわずかです。特に若手の見習い美容師は、長時間労働にも関わらず月給15万円未満が当たり前で、しかも先輩のいじめ・パワハラなども多いので「究極のブラック労働だ」という口コミが支配的です。次から次へと若者が就職してくるので、人材を使い捨てる悪しき習慣が改善しないのです。

サムライ業(弁護士や税理士や行政書士など)の将来は厳しい・・・

弁護士といえば、高給取りの花形資格というイメージは強いですが、実際には年収は少ない人だと300万円程度なので、大きな格差があります。弁護士になる(司法試験に合格する)のは、医師免許以上の日本最高レベルの難易度ですが、平均年収がサラリーマン以下の「負け組」も少なくないのが、弁護士業界の実情です。

同様に税理士や司法書士なども格差が広がっています。これらいわゆる「サムライ業(「〜士」の職業)」は、IT化や人口知能の発達により、確実に淘汰が進む業界だという口コミが支配的です。取得の難易度と、職業としての将来性が、最もギャップの大きい業界です。特に行政書士は、今でも全く喰えない職業ですが、将来は更に絶望的になると予測されます。

運転免許系は以外に安泰度が高い!

運転系の資格、タクシー(二種自動車免許)やトラック(大型免許)の運転手は、自動運転が発達することで無くなる職業だ・・・なんて口コミが蔓延していますが、実は真逆で、当面は絶対に食いっぱぐれない資格です。自動運転技術は未だ研究段階であり、実用化されるにはまだまだ時間が掛かる事や、万が一事故が起きた場合の補償の問題など、解決すべき課題が多いためです。

また、タクシー業界は高齢失業者のセーフティネットという意味もあります。日本では、中高年の失業者の再就職先はタクシードライバーか警備員ぐらいしかありません。もしタクシードライバーという職業が無くなると、日本中に大量の失業者があふれ返る事になるのです。

★関連ページ;自動運転化が進んでもタクシー運転手が絶対に無くならない裏事情

こうした事情から、タクシーやトラックドライバーは最低でも2030年代中頃までは、需要が無くなる事は絶対にあり得ないのです。とはいえ、タクシーやトラックの業務は長時間労働な割に給料は低く、ブラック企業も多いというデメリットもあるので、注意は必要です。

簿記(経理職)は現在と未来で大きく異なる

簿記の資格(日商簿記検定の2級以上)は会計知識の証明になるので、民間資格では数少ない「就職に直結する」ものです。そして経理の仕事はどんな会社にも必要なので、現時点では相当に食いっぱぐれない資格です。

しかし、会計業務はIT化が進む事が確実視されるため、数十年後には需要が激減すると予想されます。簿記(=経理部門への就職)は、現状では最強に食いっぱぐれない資格ですが、将来性は相当に低い・・・という二面性があります。

食いっぱぐれない資格まとめ
・歯科医師や美容師は明らかな供給過多でデメリットしかない!
・弁護士や税理士など「サムライ業」は格差が広がっている
・タクシーやトラック運転手の需要は絶対に無くならない

ちなみに、英検、シスアド等のコンピュータ系全般、ファイナンシャルプランナー、中小企業診断士など、民間資格は(一部の例外を除き)就職では役に立ちません!英語を話せる日本人などゴマンと居ますし、ITやコンピュータ系の資格は現場では全く評価されません。こうした民間資格は取っても無駄に終わるので、上記の食いっぱぐれない資格を目指す方が合理的です。

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