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引きこもりのまま仕事する裏技

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内閣府の2015年の調査によると、日本の引きこもりの数(※注)は推計54万人もいるとの事です。2010年時の調査では約70万人だったので、数字上は減少しているものの、日本にはまだまだ大勢の引きこもりがいるのが実情です。引きこもりは長期化、高年齢化しているという口コミも多く、日本の将来が危ぶまれています。

※注;内閣府による引きこもりの定義は、15〜39歳で学校や仕事に行かず、半年以上自宅に閉じこもっている人間の事。但し、正確な実数把握は難しく、あくまで推計値です。

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とはいえ、近年はネットの普及により、引きこもりのままでも出来る仕事も生まれており、その代表例がクラウドソーシングサービスです。

クラウドソーシングとは、ネット上で『ホームページの作成、アプリ開発、ロゴのデザイン、翻訳、記事ライティング、データ入力・・・』など、幅広い仕事を不特定多数の人にマッチング(発注・受注)してくれるサイトの総称です。日本のクラウドソーシングでは「クラウドワークス」と「ランサーズ」の二社が大手です。メールなどでクライアントと仕事内容の確認は必要ですが、基本的に直接顔を会わせる事はないので、引きこもりやコミュ障の人でも仕事がしやすい仕組みになっています。

クラウドソーシングでは最初に会員登録が必要ですが、その際は特に審査などありません(身分証明のみ必要)。ゆえに、資格や経験が何もない、引きこもりに向いている仕事と言えます。会員登録してもノルマなどは課せられないので、とりあえず登録しておいて、時間がある時だけとか、気に入った仕事があった場合のみ受注するという、短期バイト的な働き方も可能です。

また、クラウドワークスやランサーズでは、仮入金制度(エスクロー入金)も用意されています。これは、クラウドワークスおよびランサーズが依頼主から一時的にお金を預かっておき、仕事の完了が確認でき次第、仕事の受注者に報酬が支払われるという仕組みです。見知らぬクライアントから仕事を受注する事で、報酬がきちんと支払われるのか不安に感じる人もいるでしょうが、この仮入金制度がある事で、支払いが滞るトラブルはありません。

報酬が安すぎる事がクラウドソーシングの問題点

クラウドソーシングはこうした働きやすい環境である一方、時給単価が安い仕事が多いことが問題視されています。例えば記事ライティングの場合、2017年現在は文章1文字当たりの報酬は0.3〜0.5円程度が相場です。書く記事の専門性やジャンルにもよりますが、1文字1円でも割に合わないので、あまりに安すぎる相場です。

※雑誌や新聞などの紙メディアに寄稿する一般のライター仕事の場合、原稿用紙1枚(400文字)あたり3〜5千円が相場です。紙媒体の衰退により、単価は下落傾向ですが、それでもクラウドソーシングの数倍はあります。

これだけ安い単価になっている理由は、このようなブラックな環境でも仕事を請け負う人が大勢いるからです。前述の通り、クラウドソーシングは誰でも簡単に登録が出来る点がメリットです。中でも最大手のクラウドワークスは、2016年夏時点で会員数が100万人を突破したと発表されています。これだけ会員数が多いと、必然的に仕事を受注するための競争も激しくなります。その結果、安くても構わないので仕事を請け負いたいという人が増加し、単価の低下を招いています。労働力の需要と供給のバランスが、完全に「供給過多」となっているのです。

特に、仕事の募集が『コンペ形式』の場合は注意が必要です。コンペ形式は主にロゴやポスターなどデザイン関連の仕事に多く、クライアントが提示するイメージに対して、不特定多数の人がデザインを作成して応募する形式です。そしてクライアントが、最も気に入った1作品が採用され、報酬が支払われるという仕組みです。このコンペ形式では、採用された人以外には報酬は一切支払われません。仮に数十時間掛けて練りに練ったデザインであっても、不採用になれば1円も貰えないという事です。

コンペ形式は報酬が10万円を超えるような高額な場合も多いのですが、採用されなければ完全に無報酬なので、相当にハイリスクハイリターンの仕事です。しかも本職のデザイナーも多数応募してくるので、素人が挑戦しても労力の無駄に終わる可能性が極めて高いです。

さらに言うと、一般からはアイディアをパクる目的でコンペ形式にし、デザイン案だけ拝借して身内の人間を当選者として終わらせる、悪質極まりないクライアントも一部に居ます。このようなネタパクリ野郎は、クラウドソーシングだけでなく一般のデザインコンペなどにも潜んでいますが、ネットだとより多くの公募を募れるので、悪質クライアントの出現率が高いという口コミ情報もあるので、注意が必要です。

引きこもりのまま仕事する裏技まとめ
・クラウドソーシングは引きこもりでも出来る仕事
・ライターやデザイン仕事も多いが、多くは報酬が非常に安い
・特にコンペ形式の仕事は、ハイリスクなので要注意!

このようにクラウドソーシングは、引きこもりのままでも仕事が出来るメリットがある反面、十分な収入を得る事は難しいという問題があるのです。クラウドワークス社の2016年9月期の決算発表によると、直近の3ヶ月間で平均月収20万円以上を達成したユーザーは111人、割合にするとわずか0.014%という酷い状況です。

このように、一生クラウドワークスで稼ぐというのは極めて困難であり、あくまでも自分の経験を積むための短期バイトだと割り切って、引きこもり脱出の第一歩として利用するのが正解でしょう。「Youtuberでビッグになる!」なんて夢物語を妄想するよりは、クラウドソーシングを「踏み台」にして、フリーランスとしてのし上がる事を考える方が、よほど現実的ですよ。

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