裏技ドットコム

マンションの管理組合に入らない裏技はあるのか?

HOME > 不動産 > マンションの管理組合に入らない裏技はある?

マンションを購入すると、管理組合に入るように勧められます。ですが管理組合なんて面倒だし、お金も取られるので入りたくない、という人も多いでしょう。何とか管理組合に入らずに住み続ける裏技は無いのでしょうか?

※管理組合とは、マンションの住民によって構成される組織の事で、マンション全体の運営に携わる活動を決定する事が目的です。理事や監事などの役員も、住民から選出します。マンションには住民それぞれの部屋だけでなく、エントランス、階段、エレベーター、駐車場など、全員で利用する共有スペースがあります。こうした共有スペースについて、住民同士で意見を話し合い、お金を積み立てて保険に入ったり、メンテナンス・掃除を行うことが、管理組合の役割です。

結論から言うと、マンションの購入者は全員が管理組合への加入が法律で義務付けられているので、入らないという選択肢はありえません。これは「区分所有法」という法律で定められている事であり、マンションを購入した人は加入は必須で、勝手な脱退も認められていません。よって、ネットで「管理組合に入らない方法」などという口コミ情報があっても、法律上ありえない話なので、間違いなくデマなのでご注意を。

確かに昭和の時代までは、管理組合の設立や加入は任意で行われていました。運営にはメンテナンス費などのお金が掛かるので、マンションによっては管理組合の加入者と非加入者の間で、様々なトラブルが起きていたのです。こうした状況を受けて、1983年に区分所有法が改定され、全ての住民が管理組合へ加入することが必須となったのです。

近年は都心部でタワーマンションと呼ばれる超高層マンションも増加しており、中には世帯数が1000を超えるような巨大な物件もあります。これだけ多くの住人がいると、全員で話し合ってマンションの運営方針を決めていくというのは現実的ではありません。そのため、住民の中から数名の代表者(理事もしくは役員と呼ばれる)を選んで、その理事が問題解決に当たるという、理事会制度を取っているマンションが一般的です。理事は面倒でやりたがる人は少ないので、住民が1年交代などで持ち回りするとか、後述するようにマンション管理士の資格を持つ人が有償で引き受けるケースもあります。

ネットの口コミサイトを見ていると「何とか理事になる事を拒否する裏技は無いのか?」と悩む人も多いようです。小さな子供や要介護の高齢者が家族にいると、忙しい事を理由に理事を断れる確率が高まるようです。

入らない事は不可能だが、副業の場として使えるかも?

管理組合が行うべき業務は幅広く、専門的な知識が必要な場合もあります。例えばエレベーターのメンテナンスは、専門の技術や設備がなければ不可能であり、素人の集まりである管理組合では対応出来ません。そのため多くのマンションでは、実務については管理会社に委託する形をとっています。

管理会社とは、その名の通りマンションの維持管理業務を請け負っている会社の事です。維持管理業務の全てを管理会社に任せる「全面委託」と、清掃や点検など特定の業務だけ委託する「一部委託」の二種類があります。ただし、いずれの場合でも管理会社はあくまで業務を請け負うだけの存在であり、マンションの大枠の運営方針を決めていくのは管理組合に属する住民達の役割であることは不変です。

注意すべき点は、中古マンションでは管理組合がまともに機能していないケースがある事です。例えば、空き室が多いマンションの場合、住民から十分なお金(修繕積立金)が集められず、メンテナンスが十分に行えない問題も出ています。また、高齢者の多いマンションでは、建物が老朽化していて建て替えが必須という状況でも、高齢の住民は「自分はもう長く生きないだろうから」と費用を出し渋り、結果としていつまでも修繕が進まないケースもあります。高齢化が進む日本では、中古マンションの大半で管理組合が破綻していくリスクが高いです。

築年数の古いマンションでは、住民が減る一方で修繕がまるで進まず、建物が半ばスラム化しているような物件もあり、今後はますます増えていくと予測されています。今は勝ち組の象徴として語られる、勝どき・豊洲あたりの湾岸タワーマンションも、戸数が多いのと高層ゆえの問題も多い事から、住民が高齢化する30年後にはスラム化確実だとの口コミが支配的です。

そして、大規模修繕工事がある際には、管理組合に資料があるので、必ず目を通してボッタクリが絡んでいないか審査して下さい。マンションの修繕工事は巨額の費用が動くのに、管理組合は素人集団なので、いわゆる「情報の非対称性」の極限にある存在です。ゆえに工事業者と談合・結託した悪質コンサルタントが大量にのさばっている業界なので、必ず自分達で確認して、不正が行われていないかチェックすべきです。

マンションの管理組合に入らない裏技はあるか?まとめ
・管理組合への加入は法律で定められているので必須!
・住民の代表者が運営方針を決める理事会制度をとるのが一般的
・空室や高齢者が多い中古マンションは管理組合が破綻している!?

このように、管理組合に入らないという選択肢は法律上ありえませんが、管理組合を利用してお金儲けするという裏技なら存在します。管理組合の理事職は基本的に誰もやりたがらないので、自分が引き受ける代わりに、仕事として役員報酬を貰う事も可能だからです。要は理事会で、有償でマンション管理組合の理事を請け負う事が認証されていればよい訳です。

例えば、マンション管理士という国家資格を持って入れば、他の住民も納得しやすいでしょうから、より仕事として認められやすいです。役員報酬は「修繕積立金」などの管理費から捻出されます。面倒でも「入らない」という選択肢が取れない以上、むしろ管理組合を副業の場として活用するという、発想の転換をしてみるのも一興でしょう。

但し近年は、マンションの理事が積立金を横領するなどのトラブルが増えており、テレビのニュースでも度々登場するので、住民の不正に関する注意の目が強まっています。良からぬ事は考えてはいけませんよ。

※当ページへのリンクはご自由にどうぞ。但し画像・文章の転記や複製は禁止です。引用される際は必ず該当ページへリンクして下さい。
Copyright (C) 2017 https://u-waza.com All Rights Reserved.