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マイホームの手抜き工事・欠陥住宅を見抜く裏技

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マイホームの購入は、人生で最も大きな買い物です。もし家やマンションが手抜き工事された欠陥住宅だった場合、金銭的損失は計り知れません。2015年、住友不動産が手掛けた横浜のマンション「パークシティLaLa横浜」が施工不良で傾いていた事が発覚した事件は、日本中に衝撃を与えました。建築関係の口コミサイトでは「日本中のマンションは大抵が手抜き工事が行われている」なんて発言も見かけるほどです。

ご存知のように日本は地震大国で、この20年程の間に阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震など、何度も大規模な地震が発生しています。更に近い将来、これまで以上の規模となる南海トラフ地震が起こるとの予測も言われています。国民の多くがマイホームの耐震性に注意し、手抜き工事や欠陥住宅を防ぐことに敏感になるのは当然です。

まずマンションに関しては、残念ながら素人が手抜き工事・欠陥建築について、完璧に見抜く方法は基本的にありません。後述する一戸建て・注文住宅と異なり、建設現場に客が立ち入る事は出来ないからです。

一戸建て住宅の場合は、ある程度有効な裏技もあります。まず施主が頻繁に現場に顔を出して確認する事が挙げられます。施主が見ている前では、施工業者も手抜き工事を行うのは難しいので、欠陥住宅になるリスクは軽減出来ます。

とはいえ、建築に関する知識に乏しい素人が見ても、業者の手抜き工事を見抜くのは困難です。この方法はあくまでも、現場の大工達への牽制〜気を緩ませない抑止効果に過ぎません。

他の方法としては、ホームインスペクションを利用するという裏技もあります。ホームインスペクションとは、住宅の専門家である住宅診断士が、客観的な立場から住宅の欠陥や改善点を調査するサービスの事です。ボルトや留め具の数が足りないなど、素人では判断できない細かな手抜き工事も見抜く事が出来るため、住宅の建設中に何度かホームインスペクションを依頼すれば、欠陥住宅を掴まされるリスクは大幅に減らせられます。

当然ながら現場の大工達はチェックされる事を嫌がるので、施主との関係が悪化する事も事も考えられますが、彼らは施工会社の下請けである事が一般的なので、大勢に影響はありません。ただし、ホームインスペクションの利用は1回5万円前後の費用が掛かりますし、チェックのタイミング次第では手抜き工事が完全に隠蔽されて分からないので、完璧な自衛策とも言えません。「建築途中のホームインスペクションはコスパが悪い」という否定的な口コミも多いです。

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また、インターネットで建築会社の評判を探して手抜き工事リスクを下げようとしても、あまりアテにできません。ネットの口コミは業者のステマ・自演が横行していて、信憑性が低いからです。むしろ2chのような無記名で玉石混淆な掲示板の方が、内部告発的な口コミが書かれたりする事もありますが、素人が見分ける事は難易度が高いです。

住宅の10年間の保証はアテにならない

なお、新築住宅では10年間の保証が義務付けられています。これは「住宅の品質確保の促進等に関する法律」で定められており、マイホーム完成後に何らかの欠陥やトラブルが発覚した場合、売主や施工会社に無料修理を求める事が出来るようになっています。

しかし実際には、施工会社は中々ミスを認めようとはしませんし、認めた場合でも修理期間は(最悪の場合)家で生活出来なくなる等の不便が生じるので、実質的な損害は大きいです。また、他にも大量の手抜き工事を行っていて賠償が追いつかない事や、業者自体が経営破綻して消滅していれば、賠償の求めようが無いのです。つまり法律の保護があると言っても、あまりアテには出来ないのだと注意しておくべきです。

マイホームの手抜き工事・欠陥住宅を見抜く裏技まとめ
・マンションの手抜き工事を事前に見抜く方法はない!
・一戸建てはホームインスペクションである程度リスク軽減できる
・口コミサイトでの業者の評判はアテにならない
・法律「新築住宅の10年保証」もアテにならないので注意

根も葉もない言い方ですが、手抜き工事や欠陥住宅を避ける最大のリスクヘッジは、マイホームを購入せず、賃貸住宅に住む事です。賃貸ならば、欠陥住宅だと発覚しても引越しするだけで問題は解決できます。また賃貸は、周辺住民とのトラブルが起きた場合の引越しが容易だったり、急な転勤にも対応出来るなど、色々とメリットがあります。

何より金銭面でも、持ち家より賃貸の方がお得です。よく「持ち家の建築コストと家賃とは結局同等になる」と言われますが、賃貸の場合は余剰資金をNISAなどで資産運用に充てられるというメリットがあります。持ち家は住宅ローンの繰り上げ返済が最優先事項なので、資産運用は出来ません。そもそも、築20年で価値がゼロと判断される日本では、持ち家は資産ではありません。住宅のコスパは、賃貸が圧倒的に有利なのです。

そして日本は今後、空き家率が上昇して賃貸派がどんどん有利になっていく可能性が高いので、当サイトでは人生のリスクヘッジをしたければ、家は買わずに賃貸にすべきだと提言します。住宅業界が作り上げた日本のマイホーム神話は、崩壊する時代へと突入しているのです。

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