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社会保険に入れるバイトを見分ける裏技

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社会保険とは、国が定める「健康保険」「厚生年金」「失業保険」の3つの制度をまとめた総称です。社会保険は労働者が任意で加入する制度ではなく、基本的に会社側が(条件を満たしていれば)必ず制度に加入させねばならないです。社会保険料は保険料が給料から天引きされますが、その半額は会社が負担してくれますし、特に厚生年金は国民年金よりも受給額が多いです。よって従業員にとっては、社会保険に加入する事には大きなメリットがあります。

そして社会保険は正社員だけでなく、アルバイトやパートでも条件を満たせば加入出来ます。バイトが社会保険に加入するためには、勤務時間および勤務日数が正社員の4分の3以上が必要です(※注)。この条件を満たしている場合、会社側はバイトを社会保険に加入させる義務があると定められています。

※注;これは中小企業の場合。従業員が500人以上の大企業は条件が若干異なってくる。

例えば、正社員の労働時間が週40時間、労働日数が月20日というケースだと、週30時間以上かつ月15日以上働くアルバイトの人は、社会保険に入る条件を満たしているという事です。しかし、会社側としては労働コストは少しでも抑えたいので、出来るだけアルバイトには社会保険に加入させたくないと考えます。ゆえに、現実には社会保険に加入できるバイトは少なく、条件を満たしていてもシカトしている会社も少なくありません。

従って働く側からすれば、ちゃんと社会保険に加入させる気がある、まっとうな会社を事前に見抜く必要があります。

社会保険に入れるバイトを見分ける第一歩は、求人欄に「社会保険あり」や「各種社保完備」と書かれている会社を選ぶ事です。これらの文言がない会社は、社会保険へ入るのは基本的に無理(加入させる気が無い)と考えてよいです。

そして、中小企業よりも大企業を狙う方が、加入出来る確率が高いです。小さな会社では、労働基準法を守る意志のない経営者が沢山居ますが、大企業になると社会の目に晒されやすく、また労働基準局も目を光らせているので、無視しにくいのです。特に上場企業となると、コンプライアンスが更に厳しくなるので、条件を満たすアルバイトには(本音では嫌でも)しっかり社会保険に加入させる会社がほとんどです。例えば郵便局は、どこの支局でも条件を満たせばアルバイトでも社会保険に入れます。

また長期勤務のアルバイトほど、社会保険には加入しやすいです。その理由は、社会保険の一つ=雇用保険(失業保険)は「週の労働時間が20時間以上かつ一年以上引き続き雇用の見込みがある場合」に、会社側は労働者を雇用保険に加入させる義務があるからです。

ゆえに長期勤務だと雇用保険に関しては「加入させざるを得ない」のです。そして雇用保険だけ入れて、厚生年金や健康保険に関しては無視する・・・という中途半端な会社は少ないので、必然的に全ての社会保険に入りやすくなるのです。

会社側はコスト負担なので社会保険に入らせたくない

上記の条件で探す事が、社会保険に加入しやすいバイトを見分ける裏技となります。

但し注意点として、面接の段階であらかじめ「長期勤務するので社会保険に入りたい」と申告しておく事が重要です。上記の通り、会社側は基本的に社会保険に加入してほしくないので、最初に言っておかないと後々はぐらかされるリスクもあるからです。

繰り返しになりますが、会社側にとってバイトを社会保険に加入させる事は、労働コストの上昇=利益が減る事を意味するので、本質的に避けたい事です。たとえ求人欄に「各種社保完備」と記載していても、労働者の側から「条件を満たしているはずなので、社会保険に入れて下さい」と言い出さないと、ずるずる引き延ばしにされるケースもあります。

社会保険に入れるバイトを見分ける裏技まとめ
・特定の条件を満たしている場合は、バイトでも社会保険に入れる
・但し会社側はコスト負担が増えるので、なるべく加入させたくない
・各種社保完備の記載、大企業、長期勤務、が見分けるポイント

もう一つ注意点として、親もしくは配偶者の扶養に入っている場合は、社会保険に加入しない方が良いケースもあります。というのは、家族の扶養に入っている者がバイト先で社会保険に加入した場合、扶養から外れてしまいます。その結果、世帯主の所得税や住民税の扶養控除額が減り、家族としてトータルで損をするというデメリットが発生する可能性があります。特に、親と同居した状態(扶養に入ったまま)でフリーターを続ける人は要注意です。

※サラリーマンの奥さんがわざとパート時間を減らす、有名な「103万円の壁」も、夫の扶養から外れないよう給料を調整する事が原因です。

誰かの扶養に入っていない単身世帯の人ならば、基本的に社会保険は加入した方が絶対に得です。特に健康保険証を得られる事と厚生年金に加入出来る事は、長期的に大きなプラスなので、フリーターの人は社会保険に加入出来る会社を優先的に選ぶべきです。

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